「 MacPro(Mid2010) 」一覧

NVMe SSD 2年使用の状況

MacPro(2010)にNVMe SSDを導入してから、2年が経過しました。
久しぶりにベンチをとって、新品時と比較してみました。
新品時の記事
BlackMagic

SSD660pベンチマーク 新品時

2年経過

新品時と変わりませんね。

AmorphousDiskMark

AmorphousDiskMark
INTEL 660P 新品時

2年経過

こちらはSeqQD32の読み込みが若干低くなってますが、誤差ですかね。

経年で遅くなってくるという認識でいましたが、まったく問題無いですね。認識違いですかね?(^_^;

ところで。
Mountain LionとLionがフリーダウンロードできるようになったらしいです。
iPhone Mania


MacPro(2010)の不調

ここ数日、MacProの挙動がおかしいです。
ChromeやMailを立ち上げて、読み込んだタイミングでブラックアウト。
無音で再起動するという現象です。

MacPro2010

とりあえずですが、ディスクユーティリティのFirstAidやTechTool Proでシステムメンテしてみました。
あとは、CleanMyMacで不要一時ファイルを削除。
今のところ、不意なブラックアウトはしなくなりました。

原因は不明ですが、あと2年くらいもって欲しい。(^_^;
M1のミドルMacProの噂があるので、ちょっと期待してます。


NVMe SSDの増設(MacPro(2010)の起動ディスク)

MacProで認識できるM.2 SSDはAHCIだけでしたが、Mojave(10.14.1)からは、NVMe SSDも認識だけで無く起動ディスクにできるようです。
AHCIはほとんど入手できませんから、NVMe SSDを使えるようになったことは、旧MacProユーザーとしては嬉しいですね。
ただし、認識しないSSDもあるようなので、注意が必要です。
起動ディスクにできる条件は、BootRomが140.0.0.0.0以降のOS(10.14.1)に限ります。
現在Mojaveの最新バージョンは10.14.5で、フルインストーラーでインストールするとファームウェアアップデートの後インストールされます。
(アップデートではファームウェアの書き換えはできません。フルインストーラーはダウンロード後に一旦終了し、USBの起動ディスクをつくってください。
アップデート後のBootRomは、144.0.0.0.0です。

10.14.5ハードウェアインフォ

旧MacProの場合、M.2はPCIeカードに装着して増設することになりますが、PCIe2.0ですから、今時の高性能なSSDを選んでもその速度はでません。
MacProで使えて、コストパフォーマンスの良いINTEL SSD6 660Pの1TBにしました。

INTEL SSD6

SSD660P 1TB

PCIeアダプタカードは、GLOTRENDS M.2 PCIe NVMe/AHCI SSD to PCIe 3.0×4です。

GLOTRENDS M.2 PCIe NVMe/AHCI SSD to PCIe 3.0×4アダプタカード

MojaveをインストールしてTime Machineから、元の環境を復元しました。
特に問題も無く、起動ディスクとなりました。

NVMeインフォ

INTEL SSD6もSSD7が既にリリースされているので、新品を買えるのも今のうちかも知れません。
SSD660Pの性能(アマゾンから)
容量(GB):1TB
NANDフラッシュメモリ:64-layer, QLC, Intel 3D NAND
シーケンシャルリード:最大1800MB/s、シーケンシャルライト:最大1800MB/s
ランダム4KBリード:最大220,000 IOPS、ランダム4KBライト:最大220,00 IOPS
インタフェース:PCIe 3.0×4 NVMe
フォームファクタ:80mm M.2 2280 / 外形寸法W22×D80mm、重量10g
消費電力:Active 100mW, Idle 40mW

ベンチマークです。
PCIe2.0ですから、1500MB/sが限界値でしょうね。

SSD660pベンチマーク


使い始めなので、これは良い数値ですね。
MacProで動作するM.2 SSDの選択肢が増えたのは良いですね。

参考にAmorphousDiskMarkのベンチマークも貼っておきます。

AmorphousDiskMark
INTEL 660Pシーケンシャルリード:最大1800MB/s、シーケンシャルライト:最大1800MB/s

Samsung SM951(AHCI)

Samsung SM951(AHCI)
MZHPV256HDGL-00000 SM951 AHCI M.2 SSD 256GB
容量:256GB ・接続方式:M.2 (内部PCIe)・コントローラー:サムスン製
Sequential Read up to 2150MB/s・Sequential Write up to 1200MB/s

ちなみに、MacBook Pro(13inch)2016モデルのベンチです。
リード性能がほぼ倍ですね。起動が速いわけですね。

MacBook Pro2016(13inch)


MacPro(2010)メンテナンス

もうすっかり秋になってしまいました。
毎年8月から10月にかけては、怒濤のような日々?をおくるのですが、今年は特に密度の濃い夏を過ごしました。
(まだ疲労回復できていません。年々長引く気がします(^_^;)

今年の夏は特に暑くて、無理に高スペックにしたMacProもかなり負担がかかったと思います。
8年落ちとはいえ、まだ使い続けないといけないので、大切にしないといけません。
この期に、エアフローを良くするため、内部清掃をしました。案の定、結構汚れていましたね。

MacPro(2010)内部

MacProの優れたところは、内部アクセスがとても容易だと言うことです。
ケーブルも露出しているところはほとんどありませんから、すっきりしています。
上段にSuperDriveと電源、中段はHDDとPCIe、下段にCPUボードが整然とレイアウトされています。HDDキャリアも4つ。スライドさせて嵌め込むだけです。PCIeは16レーン×2、4レーン×2です。CPUもトレイに乗っていて、フックを解除してスライドするだけではずすことができます。良く考えてありますね。

PCIeレーン

4つのPCIeレーンはすべて埋まってます。(^_^;一番下が16レーンでQuadroK5000です。
2スロットに対応するため、1段目と2段目は間隔が広くなってます。Quadroがやたらデカく見えますが、3分の1はファンです。実際の基盤は全体の3分の2程しかありません。
ここまでデカくする必要あるんですかね?
2段目にUSB3.0のボード。
3段目がカードに載せたM.2で、これが起動ディスクです。
4段目はSSDですが、すぐ上のHDDキャリアにも同じSSDを乗せて、ソフトウェアレイドを組んでいます。
残りのHDDキャリアは、すべて従来のHDDで、データ保管用とバックアップ用です。
特にTime MachineのHDDには、幾度となく助けられています。バックアップは必須ですね!

筐体内の埃もすっきりきれいになりました。グリスは面倒なので今回はそのまま(^_^;
そろそろ新MacProも発表されそうですね。
興味はありますが、買える価格ではないでしょうね(^_^;
でも、きっと欲しくなるよな・・・WW


Quadro4000 for Mac×2

もう一度Quadro4000 for Macを2枚にしてみました。
Quadro4000 for Macの場合は、出力ポートが2つしかないのでトリプルモニタにするためには、2枚刺す必要があります。
以前の記事「MacProのグラフィックカード(2枚差し)」では、Fanの回転音が上がってしまって、常用に堪えないと書きました。

Quadro4000 for mac


しかし、5分ほどすると回転が下がってきて静かになります。
普通に使えることがわかりました。(^_^;
すみません、訂正します。
Radeon7970ですと3出力あるので一枚で済むのですが、ブラウジングしているとすぐに回転が上がってきてちょっと気になります。
その点、Quadro4000ではそんなこともなく、一度落ち着くとほとんどFanの回転数は上がりません。
しかし、爆熱で不評を買ったQuadro4000ですから、この先夏場を迎えてどうなるかはわかりません。
心配なのは、PCIeレーンに刺さっているM.2変換カードとSSD変換カードです。M.2の方は現段階でも52°まであがってます。
これで大丈夫なのか。。。。心配ではあります。
元々ノートPCに組み込まれているものですから、この程度は問題ないとは思いますが。


MacProのグラフィックカード(2枚差し)

仕事で使っているMacPro(2010)は、Quadro4000なのですが、これを2枚にしたらメリットはある?
MacではSLIは使えませんから、メリットはなさそうですね。
試してみました……w

Quadro4000 for mac


モニタは27inchと23inchの2台なので、カードは1枚でも表示可能ですが、それぞれのカードにモニタをつなぎます。
結果あまり変わりません…w
実際は、モニタあたりビデオメモリ2GBになるので、余裕はあるんでしょうね。

しかし、しばらく使っていると、電源ファンの回転数が上がってきます。
かなり気になるレベルです。もともとMacProは、とても静かなマシンですが、これはちょっと実用レベルの音ではありません。
MacProのPCIeは4つありますが、合計300Wまでです。
Quadro4000は140Wですから、合計280W。ギリギリです。
電源のへたりなのか、容量不足なのかわかりませんが、つかえるレベルではありませんでした。
おとなしく1枚で使います…w

※2018/05/12
再検証の結果、しばらく使っているとFanの回転が下がって静かになることがわかりました(^_^;
以下新記事です。
Quadro4000 for Mac×2


MacPro(Mid2010)の限界

新しいMacを買えない理由。
第1に、お金がない!!W
ま、これが1番の理由ですが。
第2に買うとすれば、MacProしかないと考えているから。現行MacProは、Proらしくない(拡張性の問題)ので魅力を感じないし、iMacは、保証切れの後の自前修理が難しいしね。
第3の大きな問題は、昨日も書いたようにVectorWorks2016の動作保証がないからです。
MacBookProは、既にHigh Sierraにアップグレードしていて、VWをインストールしてみましたが、起動はしますね。
仕事のような使い方はしていないので、どんな不具合が出るかわかりません。
もうしばらく試してみて、致命的な不具合があったら、諦めるしかないです。
あまり影響の無いような不具合であれば、アップグレードも考えようと思っています。

というわけで、延々と中古のMacProを使い続けているわけですね。W
なにしろ、既に8年以上も前の機種ですから、現行の機種とは性能的にはかなり劣るわけですね。
例えば、このMacの仕様は、SATA2、USB2.0、PCIe2.0です。
これは、どうしようもないですね。
しかし、少しでも性能を良くして、快適に仕事が出来た方が良いわけですから、出来ることは全てやってカスタマイズしています。

CPUベンチマーク (Geekbench 4)

例えばCPUは、XEON X5680に換装しているので、ベンチマークはやっとこのくらい出ています。ちなみに現行iMacより遅いですよW
次の3つは、ハードディスクのベンチになります。

ハードディスクのベンチ
Seegate BarraCuda 2TB

BarraCudaの性能はSATA 6Gb/秒ですが、SATA2なので3Gb/秒が限界です。

SSDのベンチマーク
SanDisk Extreme PRO 240GB

Extreme PROはSATA接続のSSDで、SATA3でシーケンシャル読出し速度:最大550MB/秒、シーケンシャル書込み速度:最大520MB/秒です。このままSATAで接続すると、性能がでないので、PCIeカードに載せて使っています。

M.2ベンチマーク
SAMSUNG SM951 AHCI

最後はM.2ですが、当然コネクタは実装されていないので、必然的にPCIeカードに載せることになります。
SM951しかもAHCIなんて、もう売ってませんよ。W
ヤフオクかVintage Computerで買うしかありません。高いですけど!!

もうやることはないでしょう。やったとしても、大きな効果は得られません。限界ですね。
1番効果があるのは、断然M.2です。起動やアプリの動作が劇的に速くなります。
システムやアプリケーションをM.2にいれて、データはHDDという使い方が1番良いようです。

2019/6/10追記
Mojave(10.14.1)以降のフルインストーラーでファームウェアをアップデートすると、NVMe SSDが使えて起動ディスクに出来るようになりました。
少しではありますが、性能も向上出来るようです。
何よりも、SSDの選択肢が増えたことは良いですね。
NVMe SSDの増設(MacPro(2010)の起動ディスク)

MacProのグラフィックカード

ちょっと遊んでみました。
PCと違って、Macに使えるグラフィックカードはかなり限られています。
加えて、数世代前のものでもかなり高価です。

Radeon HD5770

MacPro(2010)の純正カード。ほとんど化石ですねw
これがどのくらいの価格かというと。中古でもこのくらいだったりします。

Quadro4000forMac

これはQuadro4000 for Mac.
かなり高級なカード(でした。)今でも、このくらいします。とても、簡単に買えるものではないですよね。
Quadroだと、Macで使えるのは、これくらいしかありません。新品はもう買えないんじゃないかな?中古でも買えないけどね。

Radeon HD7970

最後はRadeon HD7970。PC用のカードですが、ちゃんと使えます。
MacPro用で新品で買えるのは、これだけです。
PC用と比較すると、とんでもなく高いですw
MacOS10.7以降であれば、PC用でも使えるカードはこの他にも数種類ありますが、ブートスクリーン(EFI)が表示されないので不便です。

それぞれのOpenGLのベンチ結果ですが、1番高級(高い)Quadro4000が、1番低いw。
まあゲームをするわけではないので、問題はありません。むしろ、仕事ではQuadro4000の方が、描画が正確だし、重いCADデータを扱っても7970よりスムーズに感じます。(あくまで主観)
グラフィックカードが一番壊れやすいので、入手出来るうちに買っておかないとその時困るので、5770はその時のためのバックアップ用です。



MacPro(2010)

スクリーンショット


MacPro(2010)を増設しました。
現状使っているソフトとの兼ね合いで、OSは10.12です。
残念ながら、これ以上あげられません。
今までのメイン機の2009モデルは、サブ機としてOS10.10で運用です。こちらもこのバージョンのOSでないと動かないソフトがあるので。
それにしても、1バージョンOSが上がる度に、使えないソフト(特にVectorWorks)が出てしまうのは、本当に困ったものです。
しばらく…10.12で維持ですね。
そのうちMacPro(2010)も新OSで切られるんだろうな…。
もう7年前のパソコンだけど、CPUはXEON X5680に換装した上に、拡張パーツでSSD積めるし、いまだ性能は不自由しないところが凄いと思う。

そろそろHPも更新しないと…。