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MacPro(Mid2010)の限界

新しいMacを買えない理由。
第1に、お金がない!!W
ま、これが1番の理由ですが。
第2に買うとすれば、MacProしかないと考えているから。現行MacProは、Proらしくない(拡張性の問題)ので魅力を感じないし、iMacは、保証切れの後の自前修理が難しいしね。
第3の大きな問題は、昨日も書いたようにVectorWorks2016の動作保証がないからです。
MacBookProは、既にHigh Sierraにアップグレードしていて、VWをインストールしてみましたが、起動はしますね。
仕事のような使い方はしていないので、どんな不具合が出るかわかりません。
もうしばらく試してみて、致命的な不具合があったら、諦めるしかないです。
あまり影響の無いような不具合であれば、アップグレードも考えようと思っています。

というわけで、延々と中古のMacProを使い続けているわけですね。W
なにしろ、既に8年以上も前の機種ですから、現行の機種とは性能的にはかなり劣るわけですね。
例えば、このMacの仕様は、SATA2、USB2.0、PCIe2.0です。
これは、どうしようもないですね。
しかし、少しでも性能を良くして、快適に仕事が出来た方が良いわけですから、出来ることは全てやってカスタマイズしています。

CPUベンチマーク (Geekbench 4)

例えばCPUは、XEON X5680に換装しているので、ベンチマークはやっとこのくらい出ています。ちなみに現行iMacより遅いですよW
次の3つは、ハードディスクのベンチになります。

ハードディスクのベンチ
Seegate BarraCuda 2TB

BarraCudaの性能はSATA 6Gb/秒ですが、SATA2なので3Gb/秒が限界です。

SSDのベンチマーク
SanDisk Extreme PRO 240GB

Extreme PROはSATA接続のSSDで、SATA3でシーケンシャル読出し速度:最大550MB/秒、シーケンシャル書込み速度:最大520MB/秒です。このままSATAで接続すると、性能がでないので、PCIeカードに載せて使っています。

M.2ベンチマーク
SAMSUNG SM951 AHCI

最後はM.2ですが、当然コネクタは実装されていないので、必然的にPCIeカードに載せることになります。
SM951しかもAHCIなんて、もう売ってませんよ。W
ヤフオクかVintage Computerで買うしかありません。高いですけど!!

もうやることはないでしょう。やったとしても、大きな効果は得られません。限界ですね。
1番効果があるのは、断然M.2です。起動やアプリの動作が劇的に速くなります。
システムやアプリケーションをM.2にいれて、データはHDDという使い方が1番良いようです。

2019/6/10追記
Mojave(10.14.1)以降のフルインストーラーでファームウェアをアップデートすると、NVMe SSDが使えて起動ディスクに出来るようになりました。
少しではありますが、性能も向上出来るようです。
何よりも、SSDの選択肢が増えたことは良いですね。
NVMe SSDの増設(MacPro(2010)の起動ディスク)

MacPro(2010)

スクリーンショット


MacPro(2010)を増設しました。
現状使っているソフトとの兼ね合いで、OSは10.12です。
残念ながら、これ以上あげられません。
今までのメイン機の2009モデルは、サブ機としてOS10.10で運用です。こちらもこのバージョンのOSでないと動かないソフトがあるので。
それにしても、1バージョンOSが上がる度に、使えないソフト(特にVectorWorks)が出てしまうのは、本当に困ったものです。
しばらく…10.12で維持ですね。
そのうちMacPro(2010)も新OSで切られるんだろうな…。
もう7年前のパソコンだけど、CPUはXEON X5680に換装した上に、拡張パーツでSSD積めるし、いまだ性能は不自由しないところが凄いと思う。

そろそろHPも更新しないと…。