「 自然 」一覧

つくし野の家

自然と共にあること。
簡素であること。
豊かであること。
素材を活かすこと。
細部にこだわること。
そして
美しいこと。

私の一貫したコンセプトです。

陽射しをコントロールし、風が抜けるように。
奥深い庇と建物の中央にライトコートを設けています。

つくし野の家
リビング
施工 株式会社ジェイホームズ

近日中にHPにも掲載予定です。

総訪問者数30000
総閲覧数45000を超えました。
不定期更新にもかかわらず、訪問いただきありがとうございます。
今までに投稿した記事は、約200になります。
Blog開始から、かなり少ないですね。(^_^;
数少ない記事の中で、現在までのTOP3をご紹介します。
NO.3
NVMe SSDの増設(MacPro(2010)の起動ディスク)
NO.2
MacPro(Mid2010)の限界
NO.1
macOSとVectorWorks
Macに関する記事がTOP3でした。
VectorWorksは仕事にも直結していますね。特にMacの場合は、バージョン規制が厳しいので。
NO.3の記事は比較的最近の投稿ですが、一気にTOP3です。
同じように銀MacProを使いつづけている方が多いのだと思いました。
まだまだ使いますよ。w

気まぐれ更新のBlogではありますが、今後もよろしくお願い致します。


鹿屋の家

大きな三角屋根と小さな三角屋根をL形に配置して、縁側を巡らせることで内部と外部の連続性を持たせています。
深い軒は、季節の日照をコントロールし、風雨から建物を守る役割を持っています。周囲の田園風景や山並みの自然に調和させるために、外壁には杉板を用いていて、桜島の降灰の対策として屋根は金属屋根にしています。

鹿屋の家外観
©撮影 株式会社アイオイ・プロフォート

鹿屋の家 ©撮影 株式会社アイオイ・プロフォート

大きな三角屋根の空間は、リビングと2階の子供室になっていて、勾配天井でひと繋がりの空間になっています。

鹿屋の家 リビングと2階の子供室  ©撮影 アイオイ・プロフォート

リビングは、縁側へとつながっていて、豊かな住空間となるように工夫しています。

子供室からリビングと縁側を見ています
©撮影 株式会社アイオイ・プロフォート

詳細はHPの作品ページにアップしました。


30年の月日

二期倶楽部 本館 2017年9月19日

那須岳から吹き下ろす風はとても荒々しくて、晴れ間はすぐに通り過ぎ雨に変わる。
1984年当時渡辺明さんの事務所にいた私は、渡辺さんと共に現地を訪れ、オーナーとの打合せに立ち会った時のことだ。
敷地は雑木林が鬱蒼と茂り、手つかずの自然が周囲を取り囲んでいた。
回り込むように、小さな清流が流れ、その川音が印象的だった。

1986年に開業。
二期倶楽部が誕生した。
あれから30年。二期倶楽部は閉館する。

水庭前の木々は、背高く大谷石の壁を越えていた。
本館は、木々の中に溶け込んでいた。
自然と建築、自然と人、人と人。その関わりかたを示した建築だった。