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質感を大切にするということ

田園の家玄関ホール

田園の家 玄関ホール

自然素材などど言われて久しいが、そもそも日本の住宅は素材ありのままにつくられてきはずだ。
いつしか、新建材などと銘打った材料?がでてきて、偽物で埋め尽くされた。
決して材料開発や技術の進歩を否定するものではないが、人というのは、視覚だけで空間をとらえているわけではない。
触覚(手触り)、嗅覚(香り)を感じて、その空間の空気感をとらえている。
杉の木理、香り、手触り、塗り壁の手の痕跡。
人が住むのだから、素材を素直に使い、その質感に包み込まれるような空間をつくりたいと考えている。


新しい暮らしに向けて

住まいづくりは、その人達の人生の中の大きな出来事です。
設計姿勢としては、住宅設計という「もの」としての意識ではなく、その家族の「暮らし」を考えるという意識で設計しています。
今までの暮らしを振り返り、これからの暮らしを考えるということに他ならないわけです。
新しい暮らしに向けて、エールを送ります。
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田園の家

杉の無垢材にこだわって設計しました。梁の源平材がとても良い雰囲気です。1階はファミリールーム、屋根の形状を活かして2階は子供室になっています。それぞれの場所にいても、家族の気配が感じられるようにしたいと考えて、このような形になりました。


Work in Progress

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この住宅は、自然豊かな山並と田園風景の中に建っています。その土地の風土や暮らしに寄り添うような住宅のあり方をコンセプトに設計しました。
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杉板の外壁。深い庇がつくりだす陰影。都会では、できそうでなかなかできない設計です。完成が楽しみです。