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MacProのグラフィックカード(2枚差し)

仕事で使っているMacPro(2010)は、Quadro4000なのですが、これを2枚にしたらメリットはある?
MacではSLIは使えませんから、メリットはなさそうですね。
試してみました……w

Quadro4000 for mac


モニタは27inchと23inchの2台なので、カードは1枚でも表示可能ですが、それぞれのカードにモニタをつなぎます。
結果あまり変わりません…w
実際は、モニタあたりビデオメモリ2GBになるので、余裕はあるんでしょうね。

しかし、しばらく使っていると、電源ファンの回転数が上がってきます。
かなり気になるレベルです。もともとMacProは、とても静かなマシンですが、これはちょっと実用レベルの音ではありません。
MacProのPCIeは4つありますが、合計300Wまでです。
Quadro4000は140Wですから、合計280W。ギリギリです。
電源のへたりなのか、容量不足なのかわかりませんが、つかえるレベルではありませんでした。
おとなしく1枚で使います…w

※2018/05/12
再検証の結果、しばらく使っているとFanの回転が下がって静かになることがわかりました(^_^;
以下新記事です。
Quadro4000 for Mac×2


MacProのグラフィックカード

ちょっと遊んでみました。
PCと違って、Macに使えるグラフィックカードはかなり限られています。
加えて、数世代前のものでもかなり高価です。

Radeon HD5770

MacPro(2010)の純正カード。ほとんど化石ですねw
これがどのくらいの価格かというと。中古でもこのくらいだったりします。

Quadro4000forMac

これはQuadro4000 for Mac.
かなり高級なカード(でした。)今でも、このくらいします。とても、簡単に買えるものではないですよね。
Quadroだと、Macで使えるのは、これくらいしかありません。新品はもう買えないんじゃないかな?中古でも買えないけどね。

Radeon HD7970

最後はRadeon HD7970。PC用のカードですが、ちゃんと使えます。
MacPro用で新品で買えるのは、これだけです。
PC用と比較すると、とんでもなく高いですw
MacOS10.7以降であれば、PC用でも使えるカードはこの他にも数種類ありますが、ブートスクリーン(EFI)が表示されないので不便です。

それぞれのOpenGLのベンチ結果ですが、1番高級(高い)Quadro4000が、1番低いw。
まあゲームをするわけではないので、問題はありません。むしろ、仕事ではQuadro4000の方が、描画が正確だし、重いCADデータを扱っても7970よりスムーズに感じます。(あくまで主観)
グラフィックカードが一番壊れやすいので、入手出来るうちに買っておかないとその時困るので、5770はその時のためのバックアップ用です。