自然素材などど言われて久しいが、そもそも日本の住宅は素材ありのままにつくられてきはずだ。
いつしか、新建材などと銘打った材料?がでてきて、偽物で埋め尽くされた。
決して材料開発や技術の進歩を否定するものではないが、人というのは、視覚だけで空間をとらえているわけではない。
触覚(手触り)、嗅覚(香り)を感じて、その空間の空気感をとらえている。
杉の木理、香り、手触り、塗り壁の手の痕跡。
人が住むのだから、素材を素直に使い、その質感に包み込まれるような空間をつくりたいと考えている。
ミニマルバスルーム
木造住宅の2階にあった洗面と浴室の改修です。
改修前の写真がないので、比較できないですが、洗面は床が長尺シート、壁がビニールクロス張り。浴室は床壁50角タイル。
普通の洗面と浴室でした。2階なので、一般的にはユニットバスを使うことが多いと思いますが、ここは在来工法でしたので、その点はちょっと違っていたかも知れません。
ストイックなまでにそぎ落としたデザインと、ホワイトだけの空間です。
生活感を感じさせず、機能的に。オーナーの要望でもありました。
Mac OSX El Capitan (upgrade)
カスタマー評価で両極端な評価なのでためらっていたのですが、現在のソフトの互換性を確かめるため、仕事で使っていないHDD(OSX10.8)をEl Capitanにアップグレードしてみました。
多くのトラブルが報告されていたように、インストールでつまずきます・・・。2時間過ぎてもインストールが完了しません。
何度か強制終了(電源ボタンで)して、再起動数回・・・。4時間後やっとこの画面です。
こういうアップグレードは、クリーンインストールが基本でしょうが、アプリの再インストールが面倒なので上書きです。これが原因か?
さて、肝心のアプリケーションですが。
立ち上がるといきなりJavaForOSX2014-001をインストールするようにアラートがでます。(Yosemiteも同じ)
これは、AdobeのCS5があるからで、素直にDLしてインストールします。
Photoshop CS5 起動可能。使えそう・・・。多分。フィルタをすべて試したわけではないので。
Illustrator CS5 起動可能。使えそう・・・。こちらも多分。終了させると、何故かクラッシュアラートがでます。よくわかりませんが、終了なので良いかなと。ただし、下の画像のようにフォントメニューのプレビューが表示されません。
これは、OSXの設定で回避できます。
システム環境設定を立ち上げ、アクセシビリティを選択します。その中のディスプレイを選択し、「透明度を下げる」にチェックを入れます。
下の画像が、プレビュー表示されたものですが、まだ一部表示されていませんが気にしない・・・ことにします。ちなみに、アップルはJavaサポートはEl Capitanまでとしていますので、次期OSXではCS5は動作しなくなります。(CS6は持っていないのでわかりませんが)
VectorWorks2015 問題ありません。A&Aで報告されている程度で、あまり気にならないです。
Office2016 トラブル報告がありますが、私の環境では問題ありません。(今のところ)
A&A会計 A&Aでまだ検証中なので、怖くて立ち上げられません。そもそもディスコン発表されたし。以前別のソフトを使っていて、決算データが飛んだことがあるので、ここは慎重に。
Mail 純正アプリなのに、設定の引き継ぎができていなくて、送受信不能。設定を直して復活。
ViewNX 2 問題なし。
ATOK2015 大丈夫。
A&A会計のアップデータが出たら、El Capitanにしてみようか。しかし、出るのか?A&A・・・。
※2月21日追記
2月19日にやっとA&A会計のアップデータが配布されました。これで、ElCapitanにアップグレードできそうですが、インストールが心配で二の足踏んでます。
講評会
今日は第2課題の講評会でした。これで平成27年度のデザイン演習2はすべて終了したことになります。
各班2名ずつ優秀作品を選定し、全14名のプレゼンテーションが行われました。学生達にとっては、自身の作品をアピールする機会となります。各自パワーポイントをつかってのプレゼンテーションです。自身の作品をどのようなプロセスで説明していくのか、聴く人にどう伝えると理解してもらえるのかなど。単に課題を完成するだけではなく、それを人に伝えるというスキルを身につけて欲しいということですね。
先生方からは、鋭い質問や指摘が突きつけられます。それに対して、自分はどのように考えたのか。適確に答える必要もあります。
教室保存の優秀作品は、満票を獲得した黄君の作品。
成長の跡
今日は2年生のデザイン演習2の最終課題の提出でした。悪天候の中、なんとか皆提出できたようです。なんとかして学生達に成功体験して欲しいという一心で、毎回の講義で厳しくも(楽しく?)指導してきました。
与えられる課題は、学生達にとって初めてのことであり、とても高い壁であるはずなのです。自分がそうでしたから。
答えは自分で探すしかない。誰も与えてくれるわけではない。
決して諦めず。自分がどこまでできるか。やりきれるか。
そんな葛藤の中で、やり遂げてこそ自信となって成長できるということ。
これからも、そういう思いを抱いて成長していって欲しいと思います。次週は、講評会で教室保存作品などを選び、今年度の授業は終了となります。学生達のプレゼンテーションが楽しみです。