「 長井義紀 」一覧

アイデンティティ

毎年地元の鎮守様にお詣りしています。
葛飾八幡宮ですね。
八幡様は、全国約8000箇所あるらしいですよ。
そのなかでも、ここは由緒正しい八幡様であります。あたりまえですが。
ご祭神は、写真にあるとおり三柱の神がまつられております。

下総国総鎮守
葛飾八幡宮

誉田別命は第十五代応神天皇でございます。古事記では、品陀和気命(はむだわけのみこと)となっていますね。何故このような表記になっているかわかりませんw
当て字かな?
息長帯姫命は、第十四代仲哀天皇のお妃様です。なので、神功皇后様です。つまり、応神天皇のお母様ですね。
さて、もう一柱。
玉依比売命ですが、なんともかわいらしいお名前でございますねー。
実はこの神様は、神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびこのみこと)のお母様でございます。
そうです、神倭伊波礼毘古命は、初代神武天皇でございますね!!
もう、へへーーーって感じですよ。

葛飾八幡宮は、こじんまりとした境内なのですが、実は多くの神様が祭られております。
これは、かなり御利益がありそうですよ…w

まず八坂社

八坂社

ご祭神は、あの有名な須佐之男命でございます。
これまた、有名な伊耶那岐神(いざなきのかみ)から成った神様であります。
このへんは、もっとも重要かつポピュラーな神様が成られていまして、須佐之男命のお姉さんは、あの天照大神ですよ!!
で、弟が月讀命(つくよみのみこと)です。
ざっくり言うと、天照大神から下って八幡様に祭られている玉依比売命→神武天皇となります。
ご神徳は、ありがたいですねぇ。

つぎは厳島社

厳島社

ご祭神は3柱ですね。
古事記では、多岐都比売命、多紀理毘売命、市寸嶋比売命と書かれています。別名があったりしてややこしい(^_^;
三女神様でございます。市寸嶋比売命は、弁財天様ですか??
ご神徳は写真の通り。海の女神様だったんですねー。
あ、ちなみに、この女神様たちは、須佐之男命から成った神様であります。

まだあります。つぎは浅間社

浅間社

ご祭神は、古事記ですと木花之佐久夜毘売ですね。神阿多都比売とも書いてあります。
大山津見神から成った神様であります。
めちゃめちゃ美しい姫だったようですね。なにせ、この名前からして美しいですからね!!
ご神徳は、この美くしさから当然であります。
この姫は、天照大神の孫であられる天津日高日子番能邇邇芸命と結婚します。でも、もう一人石長比売というお姫様も、押しつけられちゃいますよww
こちらは、その名前からして、ちょっとどうかと思いますね。詳しくは古事記でどうぞw

まだあるんですよ!
つぎは尾上稲荷社。はい、お稲荷さんです。

尾上稲荷社

ご祭神は、宇迦之御魂神でございます。須佐之男命の子にあたります。で、おじいちゃんは大山津見神です。もうこの辺にくると、なにがなにやらこんがらがってきますね…ww
ご神徳は、当然五穀豊穣ですね!!

あと2つ1つあるんですけど、思いのほか書くのが大変なので
続きは、また明日…w

はい、続きです。
最後は、葛飾天満宮

葛飾天満宮

こちらは、説明不要ですね。

葛飾八幡宮
すごいですね。こんなに沢山の神様が祭られておりました。
すべてお詣りしてきましたよ。
今年は、御利益たっぷりいただけそうですね!!


4年前に、古事記に挑戦しましたが、わかりにくくて途中で挫折しました。
わかりやすい古事記の書籍が出ていたので、昨年秋頃から再挑戦していまして、おもしろおかしく読んでいます。
特に上つ巻の神話の部分は、とてもおもしろい。壮大な物語であります。
小中高とほとんど教えられてませんよね。私も習った覚えはありませんし、今もそうでしょう。
まぁ、内容は18禁の部分もあったりしますから、難しいかも知れませんが…w
だから、自分で勉強するしかありません。
読めば、女性天皇と女性宮家はまったく異なるし、その辺を混同すると大変なことになります。
皇位継承に危機があるならば、宮家を復活させれば良いだけだと思うのですが。どうしてこの議論が先にこないのか?不思議な話です。
今年から小中学校で、道徳が教科化されますね。
いつから無かったのかって話ですよ。私の年代は、ありましたからね。
ま、そもそも道徳なんてのは、親が子に示すもなのですけどね。
高校の歴史教科書もそうですね。とても不思議に思うのですけど、世界史。これは良いとして日本の歴史教科書が、何故日本史なんでしょ?
おかしいでしょ?日本の歴史教科書なんだから、国史でいいんじゃないかと思うんですね。
最も、私が高校生の時は、こんなこと考えてませんでしたけど。(^_^;
考えすぎですか?w
あと、閉塞感を覚えるのが、ポリティカルコレクトネスですね。
これって、人の嫌がることをしない、言わないとか、人を思いやるとか、嘘つかないとか…w
日常生活の中でのコミュニケーションとして常識的な話であって、
ビジネスマンはダメでビジネスパーソンとか…w
看護婦さんはダメで看護師さんとか
保母さんはダメで保育士さんとか
あれれ?助教授が准教授ってのもこの流れですか??
んーって感じです。差別用語なのかなぁ?
ビジネスマンなんて、つい言っちゃいますけどね…w
こういう方達が、嫌がるなら使いませんけれどね。閉塞感あるなぁ(^_^;

正月から、なんだか愚痴みたいな話になってしまいましたが
情報が溢れる現代において大切なことは、思考停止しないことであります。
今年も一年、健康で仕事ができますように。
沢山の神様にお詣りしてきたので、きっと良い年になるでしょう…w

本年もよろしくお願いします。



建築要素

建築空間というのは、いろいろな部材でできているわけですが、ものすごく単純化すると、床、壁、天井(屋根)で構成されているわけですね。要素という言い方はちょっとわかりにくい言い方なので、単純に部材と考えて下さい。(この場合の要素というのは、空間を構成するものと考えています。)
部材の1つに、建具があります。(建具というのは、簡単に言えば扉です。)
建具は、枠と戸(開き戸や引き戸など)で構成されていますが、この部分の「つくりかた」で空間の印象(雰囲気)は大きく変わります。
例えば下の写真。
左に建具がありますが、枠がはっきりと見える様につくっています。ごく普通のつくりかたです。
これは、梁や柱を見せるように空間をつくっているので、建具の枠も見える様にしています。

鹿屋の家 玄関ホール

しかし、今施工中の多摩平の家は、少し異なるつくりかたをしています。
引き込み戸になっているのですが、枠の考え方は鹿屋の家と同じようにつくるのが普通の考え方です。
多摩平の家の場合は、木部が現しになっている部分がなく、壁や天井は吹き付け材で仕上げます。
ですから、壁や天井の部分はできるだけ部材を目立たないようにしようと考えています。
枠と壁のチリは2mmです。つまり仕上げ材を施工すると、ほとんど面一になります。
建具の枠を、「消す」ということを考えて設計しました。

多摩平の家 建具枠(縦枠)

多摩平の家 建具枠(上枠)

建具の枠を「見せる」のと「見せない」とで、どう違うのか。空間の印象(雰囲気)がどう変わって見えるのか楽しみです。(イメージできますけどw)
下地の状態なのでイメージし難いですが、完成した時にまた写真をアップして比較したいと思います。


4.5mのカウンター

多摩平の家は、木工事も終わりに近づいてきました。
今日は、大物の施工です。
ファミリールームにはカウンターがあります。長さは4.5m、奥行き60cmです。
重量約150kg (^_^;

カウンター4.5m

厚さは5cmでナラの集成材です。

ナラ集成材 厚さ5cm

最終的には、オイル仕上げにします。ケーブルを通すための孔をあけています。

設置完了

スチールブラケット4本と壁内にのみ込ませて固定しています。
足元は、床を落としてあるので、基本的にはテーブルとして使うことを想定しています。
それだけでは無くて、床面からカウンター面の高さは28cmなので、ファミリーコンサートではベンチとしても使えますね。
固定観念に縛られずに、自由な使い方をして欲しいと思っています。


波間

波間

富津海岸から対岸の横浜を撮った写真です。
この季節の東京湾は、とても波が荒いんですね。

風が見える


風が見えますか?


良い音で音楽を聴きたい(オーディオの話)

そもそも良い音ってどういう音なのか、わかりませんね…w
この前Appleから発売されたiMacProは、なんか性能が高いことは数値でわかるので、理解しやすいですが、良い音って….わからないw
数値で表せないから、あーだこーだ言っても理解できません。
もう40年以上も前の時代の話ですが。
1970年から1980年代というのは、オーディオの全盛期だったんですね。いろんなメーカーが競争して開発していました。
当時私も20代そこそこで、アルバイトしてオーディオ機器を揃えたものです。
プリメインアンプ、レコードプレーヤー(ターンテーブル)、カセットデッキ、スピーカーそれぞれ59800円てのが売れ筋ですね。
一式30万くらいで、そこそこ楽しめましたね。そのくらいしか買えなかったと言う方が正しいですけど。
あれから音楽そのもののソースも変わっていって、たいそうな装置を使わなくても音楽を楽しめるようになってきたんですね。
まあそれだけではないと思いますが、オーディオ装置そのものの需要が激減して、衰退していったと言うことでしょうね。
需要がなくなりますから、製品そのものが高価になっていく。とんでもない価格でオーディオ機器が販売されているのが現状ですね。
だから、ますます若い人から敬遠されていく。まさに負のスパイラルですね。
全盛期の1980年代から、90年代になるとすっかりオーディオから離れてしまいました。(興味がバイクになったから…w)
で、JAZZにはまってしまって、2010年にオーディオ趣味復活です。
できるだけお金をかけずに、揃えたのが今のシステムです。

JBL4312B

この4312Bは、ハードオフで見つけました。もちろん中古ですが、なんと2本で5万円でしたよ!(中古オーディオ屋でも10万くらいです)
状態もとても良いものでした。
あとは、パワーアンプとコントロールアンプですが、これもできるだけ安く…w

CROWN D-45とDENON DN-312X

パワーアンプはCROWN D-45(6万くらい)。コントロールアンプはオーディオ機器だと、どれもこれもバカ高いので、ラインミキサーDENON DN-312X(2万くらい)です。
あともう1つ重要なのは電源なので、アイソレーション電源トランス(4万くらい)を使っています。
音楽ソースは、iPad ProまたはMacBook ProからAirmac Express経由で聴いています。
一番効果があると感じたのは、アイソレーション電源トランスで、これがあると無いのとではクリアさ?(解像度かな?)が違うということです。
20万ほどのシステムですが、とても良い音で音楽を楽しんでいます。
ひとつ忘れました。スピーカーケーブルは1.2mmの警報線です。
ここまで言えば、どこのサイトを参考にしたかわかりますよね…w?
バカ高いオーディオ機器で、良い音の音楽が聴けるかどうかはわかりません。だって、良い音を示す具体的な数値はありませんからね、
ヨドバシに行ったって、一本100万以上もするスピーカーが置いてあったりして試聴できますが、セッティングすればもっと良くなります的な話しか聞けませんよ。
大体一本100万以上もするスピーカーを売るんだったら、しっかりセッティングしろよって話です。
良い音というのは、自分がそう思えば良い音です…w
それで良いんだと思いますね。で、音楽が楽しめれば十分です。
秋葉原の東京ラジオデパートの地下1階(エスカレーターを下りた正面)にトランス屋さんがあって、そこにタンノイやアルテックがおいてあります。
ここは、良い音で音楽なっているなって思います。


Excel2016とNumbers

仕事でどうしても必要なのでOffice2016を使っていますが、今更の話ですが、2016バージョンのExcelがとてもひどいことになっていますね。Microsoftにもフィードバックしていますが、「仕様」ということで、まったく対応するつもりは無いようです。
一番困っているのは、罫線が汚いということです。以前のバージョンから、設計の工程表をつくるのに利用していましたが、2016になってから印刷がひどく汚い。

Excelの罫線


これじゃ使い物になりませんよ。Windowsの場合はどうなのでしょうか?
なので、工程表などの表をつくる時は、Numbersを使ってます。PDFに書き出せばどの環境でも読めますからね。

Numbersの罫線


Excelでもうひとつ。
日付表示で元号の自動変換が使えなくなりました。前バージョンはできたのに。
これ、困るんですけどね。仕方ないのでいつも手打ちです。(^_^;


機能美

なんか大げさなタイトルですが(^_^;
こういうの見ていると、美しいなと感じてしまうんですね。私だけ?

ディスクブレーキローター CB1300(ABS)

以前乗っていたバイクのディスクブレーキの部分です。
まったく興味の無い人は、なんのことやらって感じだと思うんですけど。
ブレーキなので当たり前ですが、動いてる物を止めるためだけの物ですね。
でも、その機能を満たすために、いろんな工夫がしてあるわけです。
ディスクローターは、ステンレスの部分と黒塗装の部分は一体に見えますが、実は熱膨張の歪みを吸収するために黒い部分とステンレスの部分はピンで(セミ)フローティングされています。
ステンレスの部分には、孔が空いていて放熱と鳴き防止の対策がされています。
ブレーキキャリパには、油圧ピストンとローターを挟むように2枚のブレーキパッドが組み込まれています。
装飾もなく、安全に止まるためだけの機能をもった装置なんですね。


macOS High Sierra 10.13.2アップデート

High Sierraのトラブルで、Macネタが多いです(^_^;
High Sierra 10.13.2アップデートが出ていたので、すぐにアップデートしました。

macOS10.13.2アップデート

App Store経由だと、ビルドナンバーは17C88になるようですね。
でも、Month 13 is out of boundsエラーメッセージまだ出るんですけど…
ま、いいか…(^_^;

ところで、このようなアップデートやセキュリティアップデートをすると、システムアラートやログイン画面が英語表記になってしまうことがあります。
例えばこのような終了アラート。

中途半端に英語表記になってしまったシステム終了アラート

別に、どうと言うことは無いんですが。結構頻繁にこのようになってしまうので、備忘録として解消方法をアップしておこうかと。
解消手順
1.ターミナルAppを起動
2.sudo languagesetup と入力してenterキー
3.パスワードを要求されるので、入力してenterキー
4.使用言語のリストがたくさん出るので、6)主に日本語を使用するの6だけを入力しenterキー
5.exit と入力しenterキー
6.プロセスが完了しましたと表示されたら、そのまま再起動。

ターミナルappの表示

ああ、面倒くさい(^_^;

日本語のシステムアラート

直りました。

追記
ところでmacOSバージョンのサポートって、どこまでなのでしょうかね?
Appleで明確に発表されいるのでしょうか。
今回のセキュリティアップデートは、High Sierra、Sierra、Elcapitanの3バージョンしか出ていませんね。
Yosemite以前は切られてるって事ですかね?セキュリティは大丈夫なんだろうか?
まぁ、メインがSierra、サブがElcapitanなので、良いんですけど。
来年新OSがでたら、Elcapitanは切られるのかな?…それはちょっと困るんだけど(^_^;


どうしたら心地よい空間になるか

設計する時、常に「どうしたら心地よい空間になるか」を考えています。
建築主の要望は、当然全て聞きます。そこにライフスタイルが見え隠れしているからです。
でも、言われたとおりに設計するわけではありません。
建築主の想いを織り込んだ上で、さらにそれを超えて、豊かで魅力的な空間を提案するのが設計者だと思っていますから。
例えば、全ての部屋が良い環境に向けばよいですが、そうもいきません。
北側に向いてしまう部屋もあります。落ち着いた部屋になるので北側が悪いわけではありませんが、子供室なのでもう少し明るくて心地よい部屋にしたいと考えました。

多摩平の家 北側の子供室

正面が南になります。建物の一部をくり抜くようにしてテラスにしています。
そのテラスに面して子供室をつくりました。勾配屋根を利用した傾斜天井になっていて、南側を高くしています。
これなら、陽も入るし南北に風が抜けていき、心地よい空間になりますね。
それに、空も見上げることができるし、テラスはバルコニーに繋がっていて、建物の周囲が外廊下のような軒下の半外部空間になっています。
ちょっと楽しそうな空間になると思いませんか?